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動画 バックモーション

    

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 両手の指は、別項で申し上げたように、できることなら伸ばしてください。秘匿性の点から言ってそのほうが有利です。
 もう癖ですのでしょうがないのです。








両パケットを押し込んで、X型にします。これが、初めての方にはなじめないところで、これが嫌で、スルー系のフォールスシャフルをあきらめる方が結構多いようです。
 ル・ポールはここの所を前後にずらしています。
 マジシャンにはそのほうが良いと私も思います。
 ですが、ギャンブルのスピードにはそれではついていけません。

 前側は薬指で、後ろ側は親指で、それぞれ矢印方向へと動かし、次の写真のようになるようにします。









 さて、次は一番大事な操作にかかります。
 両手でそれぞれ、元のパケットを知覚しながら、いかにもカットしたかのようにして、右手で保持したパケットを抜き去ります。







 抜き去った直後の写真です。この写真では重大なミスがあります。解りますか?
 左手がまずいです。もうなにやっているのだろう。
 このように、ボヤットしていてはいけません。
 もうまるでサポートがなっていない。
どうするかと言いますと、抜いたと同時に左食指で、上から押さえつけて、写真のような抜いた後の抜け殻のようなだらしの無い状態にしてはいけません。ここが重要なのです。絶対に絶対にここで気を抜いてはいけないのです。
 この抜け殻は、人間の感覚で直ぐに解るからです。




 以上です。
 これは、私の愛用のシャフルです。もう三十年はやり続けています。このシャフルのいいところは、まずメラミン化粧板のテ−ブル天板上でもやることができます。そして、最初デックを二つに割る時も普通に、右手でデックの上半分を、普通の如く右へ取り出し、普通にシャフルすることができます。
 まずは、この動画をクリックしてください。見終わって、何か思われたことがありますか?表の同じプル スルーの映像を別の機会に撮影したものを、またお見せしたと思われたでしょうか。
 実は、大違いなのです。この映像はフォールス シャフルではありません。これは、私が普段使っている、真性のシャフルなのです。
 別項で、プッシュスルーを先に憶えたのだが、プルスルーに変更した、と述べましたが、それの最大理由はこれだったのです。
 その頃へ戻ります。当時、プッシュ スルーを憶えていたのですが、いかにも自信が無かったのです。これで、シャフルしてカットをしたように本当に見えているのかが、今ひとつ自身が無かったのです。
 人に見せても、反応がいまいちで、どうにもこうにも確認する手段が無かったのです。そこで考えたのが、師アードナスの掟であったのです。uniformity of action にはべつの使い方があったともいえるのです。
 それでどうしたかと言いますと、プッシュ スルーの見た目が同じの真性のシャフルとはどういうものかと、今度は真性シャフルのほうから近ずこうとしたのです。よろしいですよね、別項でも説明した通り、これが、uniformity of actionの真髄です。
 ところが、見た目同じの真性のシャフルを、どう構成して行けばよいのかが、まず解らなかったのです。
 今の私でしたら、すぐにできます。ですが当時の私には、これが難問だったのです。まだプッシュ スルーのモーションの意味が解っていなかったのです。
 そこで試行錯誤していると、ひょんな拍子で逆のプルスルーとはどういうものだろうかと、好奇心が沸いたのです。そしてそれをやったところが、こちらの方がはるかに具合が良かったのです。
 そして、もっと良かったのは、それと同じ真性のシャフルが簡単に手に入ってしまったのです。
 さぁ、後はやることは、決まっています。常にこの真性のシャフルをするようにするだけでよいのです。もし、怪しむ人がいたら、公明正大にデックを開けて、検査させても何の問題も無いわけです。そして、そのことがフォールス シャフルそのものが、客に対しておかしく見えているという証明にもなるのです。
 師アードナスのこの掟の威力は、ここにあるのです。真性のシャフルをフォールスシャフルに似せてあるということは、常に真性シャフルをすることで、フォールス シャフルのチェックもできるということになるのです。
 さすれば、ますます、掟を忠実に実行して、真性のシャフルと偽のシャッフルを似せれば似せるほど、真実と虚偽の境界を近づければ近づくほど、その境界は、あるが、無きに等しきものになるというわけです。
 そこまでくると、チーティングをしても心理的リスクが無くなり。いつでも嘘の世界へ入れるし、また簡単に戻ってこれるというわけです。
 これ少々怖いですね、ベーダー卿とルークのスカイウォーカー親子の葛藤と同じです。