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ギャンブルでは、パスはヌルファイングザカットです。つまり別項でも述べましたように、カットを無効にする手段です。
ですが、ギャンブラーならやらない誤解があります。それは、動画で見せているような、やり方は絶対と言ってよいほど、やりません。
これは、テクニックを披露するためにこの様に、みせているのであって、たとえ上手くできたとしても、危険極まりないのです。
ですから、オープニング セレモニーである、シャフルから始まり、第三者のカットが済み、ディールが始まり、配り終わるまでは、何もしないのです。
なぜかと言いますと、全員が、他に見るものが無いので、ディーラーの手元を、所在無く見ているからです。
それでは、具体的にどうするかと言いますと、まず、最初のハンド(手札)は犠牲にして、次のディールに期待するのです。
ドローポーカーが一番説明しやすいので、それの進行に合わせて説明しますと、カットが済んだらそのまま、ブレイクを保持したまま、普通にディールをしてしまいます。
そして、全員が自分のハンド(手札)を整理し理札をし始めたら、その時、やるのです。
左の客から、二回目のディールが始まり、自分まで配りますが、この時点では、カットは解消されていますから、一番自分の得意な方法を使ってやってみてください。
天才という言葉を軽々しく使うのは、悪い癖なのですが、ですが、誰も反対しないでしょう。
1889年の生まれで、我が師アードナスとは同世代です。そして、ほぼ同じ年で、かのアドルフ・ヒトラーがいます。
そう、彼とのハルマゲドン(天使と悪魔との最終戦争)に、ついに勝利した本人です。
偉大といえばあまりにも偉大な人です。芸術家の中の芸術家であり。
その優しいセンスのきらめきは、全人類にまで波及していく力を持っています。
彼の名言に「私は喜劇役者ではなく、偉大なる悲劇役者になりたかった。」という一言がありますが、
そのような、範疇に納まる人ではないのです。
このようにして、椅子に腰掛けているだけで、何を思っているのだろうかと、そう思わざるを得なくなってくる、この存在感とはなんなんでしょうか。
人に魂が宿っていると確信させることのできる、この人の力とはなんなんでしょうか。
笑顔がたまらなくいいのです。

以前から、不思議だと思っていたのですが、カーディシャンでもわが師アードナスのように、ギャンブラーのカラーの強い人はシフト(shift)と言い、マジシャンのカラーの強い人はパス(pass)といいます。
ですから、英語の解説書を読んでいて、著者のカラーがこの技法に対する呼び名で解ってきます。
チャリア パスは、チャーリーのパスと言う意味なのでしょうか、まさか、かのチャプリンのファーストネームが何かのかかわりがあるとは思わないのですが、(左の写真)このように呼ぶのもマジシャンだけで、ギャンブラーは、ちゃんとワンハンド シフトと言います。
この言葉には、違いがどの程度あるのでしょうか、どなたか英語の専門家いませんか。パスとシフトは言語上どう違うのでしょうか。御存知の方いましたら、ぜひ教えてください。
最近の勉強で、ギャンブラーは、自分達の持分で考えるので、シフトを、大雑把にヌルファイング ザ カット(nullfing
the cut),つまりはカットを無効にする技法群という考え方の中の一技法として捉えてるようです。
ただ、なんとなくなのですが、シフトとは状態を言っているのであり、つまり秘密の行為の過程を言っているのであり、パスはズバリ、技法のメカニズムをいっているような気がするのです。
そこで、ここでは、シフトをパスでやるという言い方があるかどうかわかりませんが、正体不明の私にはそのほうがよいように思えますので、そのようにしようかと思っています。
しかし、語学はまるでだめでしたので、詳細なる説明をお持ちの方は、ぜひ披瀝していただきたいと思っています。
さて、ヌルファイング ザ カットとは、電算用語にも出てくるような言葉ですので、なんとなくよくわかります。
そこで、このヌルファイング ザ カットの中に、いかにもギャンブラーという、技法にはならない、チーティングがあります。実用性は、こちらのほうがはるかに高いと言うやり方なのですが、それを紹介します。
@ ディーラーは、シャフルし終えたデックを左手に持ち、カットをする人の目前にデックをもったまま突き出します。するとカットすべき人は、デックのトップカードを軽く叩いて終わりにする場合が多いのです。
面白いのですが日本人は、これを「あやをつける」と言います。なにかのおまじないのように、それで納得するのです。
ですから、必ずデックを握ったまま、やってとばかりにカットマンの目の前に突き出すことです。握られているデックを割るのがなんとなくうっとうしいようなのです。 これを、カットマンの前のテーブル上にデックを手から離して置いて、カットを促してはだめです。
以上ですが、これは、どうも日本にカットの習慣があったかどうか疑わしい、事実のなかの一例です。
A 次は、取りそこないです。小さなミスを装うのは、その人の演技力しだいではありますが、素人が、演技をすると、とかくオーバーアクションになりやすいので、あまり意識しないほうがかえってよいかも知れません。
ディーラーは、シャフルを終了したデックをカットマンの前のテーブル上にデックを手から離して置きます。
カットマンがテーブル上のデックを二つに割ったら、即座に手を出して、割ったトップ側の半分を右手で取り上げ、左手のひらに載せます。そして、残りのボトム側半分を、右手で取り上げるのですが、このときボトム何枚かを取り損なって、テーブルに残してしまい、そのまま、左手に乗っているパケットの上に重ねます。
そこで、次に「あっ!いけね」と言う顔をして、左手に握っているカード全部を右手で取り上げてから、そのままそのデックをテーブル上に取り損なって残っているパケットの上に置き、そして、そのまま左手へと、持ち直すように、グリップをします。
どうなったか?つまり、カットする前にボトムへスタックしておいた何枚かのカードは、そのままボトムに元どうり残っているということになります。
B これも、クレームが出たら、エッ、だめなの?と言う顔をして引っ込めれば、誰も疑わないやり方です。
これは、自分の癖として、ちょくちょく、やるようにしていれば、まず本当の目的を悟られないで、そのまま素通りするのではないかと思います。
シャフルを終えたなら、デックをカットしてもらいます。このとき上記@番のケースのように、デックを握ったままカットマンの前へ突き出します。
カットマンが、二つに割り、上半分をテーブル上に置こうとした時、ディーラーはすぐにそのまま今現在持っている、下半分をトップよりディールし始めてしまいます。そして、配り終えたならそれを、そのままテーブル上のパケットの上へともどします。
これは、カットとディールの手順が前後逆にになっているだけですので、公正にやっている分には、何の問題もありません。
しかし、これは解る人は解るのですが、左手に残っている下半分のパケットのボトムは、カットする以前のデックのボトムですから、このままボトムディールをすれば何の支障もなく、カットする前にボトムへスタックしたカードを好きな場所へとディールすることができるというわけです。
しかも、もともとのデックのカットした下半分ですから、枚数がワンデック分ではありません。テクニシャンなら直ぐにわかることなのですが、ボトムディールは、持っているカードの枚数が少ないほうが、つまりデックに厚みがないほうが、やりやすいのです。