
もっと、つましやかに秘して、そそとやるものなのです。それを、ぱっぱと足を上げてやるのですから、びっくりしたのです。そしてこのセカンド ディールを見た瞬間、全てが氷解し、即座にBeeの存在理由の真のわけを知ったのです。
別項で、近代技法の最高傑作はダブルリフトと言いました。しかし、それは純粋マジックの世界から飛び出した、マジックのテクです。
それでは、ギャンブラーズ テクニックの近代技法の最高傑作はと、問われたなら、迷わず答えます。それはセカンド ディールであると。
Beeのフルパターン デザインは、カードの持つ神秘性に、少々危険な香りを持ち込み、カード ゲームの公正さを逆手に取り、壮大なギャンブルとして、大人の遊びへと進化を促したのです。
この動画を見てください。どうでしょうか、バイスクルのホワイト エッジはセカンドディールには少々、辛いものがあるのがお解りでしょうか。基本的にバイスクルこそが公正なカードなのです。
そして、Beeこそは、これほど怪しげなカードはないのです。ですが、このカードを廃してカジノではバイスクルを使うことになるでしょうか、それはありえそうでいて断言します。絶対に無い。
何故か、人間がおもしろいと思う遊びは、危険な香りのする遊びなのです。スリル、退廃、デカダンスに陥るのは、理性的ではないのですが、でもある意味仕方が無いことなのです。
地球史上、最強のこの高等動物は、今や最終捕食者として、食物連鎖のトップに君臨しています。ですがその精神活動の深奥はいまだ謎が多いのです。
またも、バックデザインです。長年Beeを愛用しています。 ですから左のように写真を撮りました。
ですが、普通は、この二枚のカードは、逆に置いて紹介をします。
そうなんです。カードの王道は、この右側、バイスクルこそが、すべての原点なのです。
Beeを愛用しだしたのには訳があったのです。
それは、セカンド ディールに初めて出会った時に、強烈な印象を持ったのです。グリーンテーブルに舞うカードと、熟達したディーラーの技の結晶。
それに操られる、このBeeのフルパターン カードの怪しげさ、これにすっかりはまってしまったのです。
一種アブノーマルな香りに若い私は、ほとんど悩殺されてしまったのです。
そして、その魔可不思議な技法に取り込まれていったのです。
マジシャンはこんな乱暴なことはしません。マジックの世界にも似たような技法があります。別項でご紹介するグライドなどは、よく似た技法です、ですがこのように大胆なことはしません。