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これは、昔からある、クラシック スタイルのフォール スカットです。普通にやるとただのオーバーカットと同じ事になってしまいます。これでは困ります。今からやりたいことは、フォールス カットなのです。
そこで多少の工夫をします。
@ 左手のグリップですが、親指をデックのトップに掛けないようにします。なるべくデックの左サイドに控えさせておきます。つまり現実に、手からカットするのに、その上に親指が乗っていること自体がおかしいからです。
そして、右手食指は、曲げてトップカードに軽くつけておきます。(写真 1)この曲げた食指は最後までこのままにしておきます。この指が、アリバイを証明しているようなところがあるので、右手の全体の形もこのまま保持します。
A デックを中指と薬指で割ります。割るのと同時に右手の親指と薬指で、デックの下半分を持ち、テーブル上へ置きます。ここのところも今までのやり方と違います。
普通今までのやり方とは、このデックを割るのに、オーバー カットと同じように、食指と中指を使っていたのです。
ところが、食指は手の中の指で、一番敏捷になおかつ大きく動くことができます。そのため両手の動きより速さと大きさがでしゃばってその動きそのものが目立ってしまうのです。
デックを割るだけのことに、オーバーに動きすぎるのです。そこで、中指と薬指を使うのです。(写真 2)
手の中の指で、薬指は一番反応が鈍く、大きな動きができないとされています。突き指を起こしやすいのもそのためなのですが、その欠点を、この場合長所に変えてやるのです。
B 下半分をテーブルに置きましたら、今度は上半分を右手で持ち、その上に重ねますが、このとき多少、右手のパケットを前へ傾けて、前からすくうような感じで、重ねます。(写真 3)